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大泉学園にある東映アニメーション研究所
――「アニメを学ぶ」ということについても少し伺いましょう。今後アニメーターを目指している人たちにアドバイスはありますか?
上野:アニメーターに限らず、この業界に入ってきたいと思っている人には、人とは違う視線を持って欲しいですね。例えばテレビの絵をひとつ描くにしても、普通に描いていてはアニメで通用する絵にはならないわけです。鬼太郎なんかだと特にね。ある意味では“反常識”的な考え方をしていくことが必要かもしれない、“非常識”じゃなくてね。発明家の発想の仕方に似ているのかな。あとは新人の頃は人並みで良いんですよ。好きこそものの上手なれというけれども、好きな作家の模写を何度も何度も繰り返していけば、自然と自分の描きたい絵のイメージが固まってくると思います。
――自分の画力に不安を持っている人でもアニメーターにはなれますか?
上野:絵がちょっと好きだというレベルで全然オッケーじゃないでしょうか。もちろん描けるに越したことはないけど、会社に入ったときにはいくら上手い人でもすぐに仕事をこなせるわけではないからね。それよりもその人がどれだけ絵が好きかとか、暇な時間を絵を描くことに費やしているかとか、そういったことの方が大事かもしれない。ちょうど化ける時期だしね。それに絵が上手い人が必ずしもこの業界に残るかというと、そうではないですし。
――上達するコツみたいなものはあるのでしょうか?
上野:さっきも言いましたけど、ひたすらうまい人の絵を真似していくということですね。それを繰り返し何度も行うこと。あとは暇さえあればテレビのアニメを見ることです。クオリティーの高いアニメーションがたくさんありますよ。僕なんかもう職業病なので、いいアニメを見ても「大変そうだなー」という印象が先行しちゃうけどね(笑)。
――最後に“なるにはネット!”を見ている未来のアニメーターに一言!
上野:すっごく楽しい世界ですよ!(一同:爆笑)いや、ホントにもうそれしかないし、そうじゃなかったら僕はここにいませんから。サラリーマンじゃできない世界をたくさん経験していると思うし、こういったインタビューだってちょっと変わった仕事ですからね。だから暇を持て余しているくらいであれば、是非一度ここを見学にしにきて欲しいですね。
■作品情報
「ゲゲゲの鬼太郎」
(C)水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション
フジテレビ系列
日曜朝9時から9時30分
放映中!
⇒ 上野ケンさんが講師を務める「東映アニメーション研究所」の情報はこちらから!
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