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―塾時代の思い出で、特に印象に残っていることはありますか?
野中藍 卒業公演が塾生活の最後にあるんですけど、それが一番印象深いかなー。演歌じゃないですけど「涙あり笑いあり」みたいなことがありましたね〜(笑)。東京校のある吉祥寺駅の周辺には、井の頭公園っていう大きな公園があるんですけど、そこへ行って卒公に向けてみんなで練習したり、帰りにファミレスに行って話しあったりして。プライベートで友だちと一緒にいる時間は結構多かったですね。卒公の前に限らず、自主的に朝早くから井の頭公園にみんなで集まるようなこともありましたよ。あと吉祥寺っておいしいものがすごく多いんですよ!アイスクリームを買って食べ歩いたりするのがとても楽しかったですねー。
―塾で得たもので、特に大きかったものはなんですか?
野中藍 やっぱり友だちや仲間ですね。あと、ここまでものごとに真剣に取り組んだっていう経験は、それまでの人生で塾での生活がはじめてだったと思います。やっぱり上京して、ホームシックを乗り越えて今の自分があるということを思うと、成長してるんだなーって思いますね。
―高校なんかと違って、塾での仲間はみんな同じ目標を持った人たちですしね。環境の違いというのも大きいでしょうし、仲間が支えになることも多かったんじゃないですか?
野中藍 塾での仲間は、ある意味ではライバルなんですよね。プロダクションに上がれるのはわずかな人数ですから。でもやっぱり一人じゃ乗り越えられなかったことはすごく多かったと思うし、みんなでいたから厳しいレッスンでも楽しくこなすことができたんだと思います。…だからちょっとふつうの友だちとは違いますよね。同じことで悩んだり、共感できたりするのは塾の仲間だけなんですけど、反対に弱みは見せないように強がったりとか。それから先輩たちとは卒公の内容で盛り上がったりしますよ。プロダクションに入ってからもそういう結びつきはありますね。塾の同期でいうと、広津佑希子ちゃんとはプロダクションも一緒ですし、ずっと仲の良い友だちです。
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